私も本屋を開きたい。【『荒野の古本屋』盛岡督行、晶文社】
久々にブックレビュー。
今回読んだ本はこちら。↓
荒野の古本屋 (就職しないで生きるには21)
著者の盛岡督行氏の半生記を綴った一冊。
茅場町にあるギャラリー兼書店の盛岡書店店主の著者の、大学卒業後から古本屋を開き、ギャラリー業が軌道になるまでのことが書かれている。
神保町での修行時代の話はとても興味深く、古本屋で、しかも神保町で働くということはこういうことなのかと感心した。
また、書店を開くための海外での仕入れエピソードは、現地の言語に不自由ながら、目当ての本を求める著者のハングリーさに学びを受けた。
紙の本が売れにくいと言われて久しく、新たに古本屋を始めるなんてのは相当なエネルギーが必要なのだろう。
それでも、本の魅力に取り憑かれた著者は運を味方につけ、人に恵まれ、場所に恵まれ、東京証券取引所近くで古本屋を営む。
本には、ないし好きなことには人を動かす力がある。そう思えた。
本書は、「就職しないで生きるには21」というシリーズの中の一冊である。
私自身、同世代が就職を決める中、最近将来について悩むことが多く、この本からは「こういう生き方もあるのか!」と勇気をもらった。
そういえば、中退した大学は神保町にほど近い場所にあった。
久々に本の街を歩いて見たいと思った。
夜間スクスタートっ!
どうも、おといです。
早いことで2017年の夏もあっという間に過ぎ、涼しく過ごしやすい日が続いている。
そんなこんなで慶應通信は夜間スクーリングがはじまった。
私が受講するのは火曜の倫理学と水曜の芸術(美術)。
先々週から週末スクもはじまっているが、法学の講師の先生が美人で可愛いということしか言うことがない()。
昨日、倫理学の第一回を受けたわけだが、ハズレくじを引いた感が否めない。
優秀な講師の方であることは間違いないのであろうが、スッキリしない話し方と笑えない毒が私には合いそうもない。
単位のためと割り切ってやるしかないか。
今日の夜から芸術の授業が始まる。
何を隠そう、私は10代に美大を目指したほど(目指すだけなら誰でもできる)である。
ここ最近で一番楽しみにしていたイベントなので、頑張るしかない。
また、夏スクに参加できなかったこともあり、夜間スクに向けられる熱量はなかなかである。
バカな父親
おといです。
今日は祖母の7回忌でした。
私の家庭は、やや複雑でして、二年ぶりに父親と再会しました。
父は中卒のバカですが、建設会社の社長です。
刺青バチバチに入れてて、見た目でいうと完全にヤクザ。
私が幼い頃に両親が離婚しているので、そんな父の悪い影響は受けずに済みましたが。
しかし、私は父を尊敬しています。
広く強い人脈を持ち、年収は1000万を軽く超え、ゲームして漫画読んで、すきなことをして生きています。
そんな父から、今日はたくさんの話を聞きました。
それに奮い立たせられた私。
異端児こそ、変人こそ成功するのではないかと。
エナジーが湧いて湧いて仕方がないので、それを知識へ昇華すべく、今日は本を3冊ほど買いに行きます。
買った本は後でアップします。
では、またあとで。