書評

プラトーノフ『プラトーノフ作品集』

冬休みから読み始めてようやく読み終わった。 中央アジアの砂漠が舞台の2作品ほか。 馴染みのない舞台だけあって、なかなか共感できずにいたが、私的な叙述にどんどん引き込まれる。 奴隷貧民の暗くて悲しい物語『粘土砂漠』 ただただ暗く、ただただ悲しい。…

普通の小説に飽きた?そんな君には実験小説だ!『実験する小説たち 物語るとは別の仕方で』

アメリカ文学研究者による、最強の実験小説ガイド! こんばんは。おといです。 久しぶりの更新となりました。 ...通信の勉強は、ほとんど進んでないです。 英語をボチボチやり直して、中国語学び始めたりしてました。 今回は、先日購入した本が面白すぎるの…

独学でフランス語検定3級受かるまでに使ったテキスト晒すよ。

こんにちは。おといです。 今回は、私が仏検3級合格するまでに使用した参考書を3冊紹介しようと思います。 1,文法書 ゼロから始めるフランス語―文法中心 まずはこれ。 はじめは図書館で借りて読んでました。 段々と本気でフランス語に取り組みたいなと思い、…

私も本屋を開きたい。【『荒野の古本屋』盛岡督行、晶文社】

古本、CD、DVD、ゲーム販売のもったいない本舗 久々にブックレビュー。 今回読んだ本はこちら。↓ 荒野の古本屋 (就職しないで生きるには21) 著者の盛岡督行氏の半生記を綴った一冊。 茅場町にあるギャラリー兼書店の盛岡書店店主の著者の、大学卒業後から古…