普通の小説に飽きた?そんな君には実験小説だ!『実験する小説たち 物語るとは別の仕方で』
アメリカ文学研究者による、最強の実験小説ガイド!
こんばんは。おといです。
久しぶりの更新となりました。
...通信の勉強は、ほとんど進んでないです。
英語をボチボチやり直して、中国語学び始めたりしてました。
今回は、先日購入した本が面白すぎるので紹介します。
こちら。
『実験する小説たち: 物語るとは別の仕方で 』木原善彦著 彩流社
最近、勉強に対する温度が下がっていて、代わりに気の向くままに本読んでます。 特に、実験小説というものに興味を抱き始めまして。
数学的な手法を用いて紡がれた小説たちなんですよ。 科学的文学なんです。 理系なの?文系なの?どっちなの? って感じですよね。
で、『実験する小説たち』ですが、 実験小説のガイドブックであり、 主に1960年代以降のものを取り上げています。 (1960年と言えば、ウリポ発足の年ですね、もう60年も経つのにウリポについての概説書が全くない。これは自分で作れということなのか...ブツブツ...)
斬新かつ新鮮な現代小説を豊富に紹介。
実験小説を知る前は、正直、現代小説を嫌ってました。
小説や文学は古典を読んでナンボだと思ってました。
しかしですよ。
舐めないでください、実験小説。
話題になる前に手に取っちゃいましょう。
めちゃめちゃ読みやすいです。 それに、「紹介されているこの小説読みてぇ!」ってなること必至です。
翻訳されていない作品も紹介されていますが、翻訳を待たずに原書に挑戦してもいいかもしれませんね。
英語の勉強頑張りましょう! (謎のオチ)